研究室 Close Up

研究室の学生と教員の特別インタビューを掲載します。

須川研究室

須川研究室

須川 修身 教授

社会安全工学、環境安全

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火災延焼の仕組みを解明する手法の研究
安心・安全な社会づくりを支える技術者としての“正義感”

近年国際的に普及が進むハイブリッド車は、その機構から従来の自動車とは違う燃焼をします。シミュレーションや実験によって火災拡大のシステムを解明し、より安心して暮らせる環境づくりに貢献することがこの研究室のテーマです。こうした社会安全工学をはじめ、工学を志すときに一番必要なのは“正義感”でしょう。ある機械は、人を救うことができれば傷つけることもできてしまう。技術者の最終目標は魂のこもったものづくりなのです。

雷研究室

雷研究室

雷 忠 教授

航空機空力形状の最適化設計
大規模数値流体解析技術
境界層遷移とはく離の制御法、最適化設計法

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高性能の航空機を設計する研究

航空機の研究開発は環境と密接な関係があります

研究室では、私がJAXAに研究していた頃に開発したシミュレーション用ソフトウェアを使用して、航空機の設計を行っています。目指しているのは、空気抵抗を最大限に減らす機体の設計。抵抗が小さければエンジン出力が少なくなります。空気に汚れず、省エネにもつながるのです。こうした設計技術は、たとえば新幹線など、さまざまに応用されています。学生には専門技術を身につけて、幅広い分野で活躍してもらいたいですね。

内海研究室

内海研究室

内海 重宣 准教授

材料科学・ナノ材料・磁性材料

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新素材の特徴をナノレベルで調査する

まずは「なぜ?」と思うことが大切。その積み重ねが成果につながるのです

地上の宇宙ステーションを直結する「宇宙エレベーター」構想を実現する材料としても、注目を集めるカーボンナノチューブ。軽量でありながら、強度は鋼の数百倍もある画期的な材料の特性を調べています。本研究室では「なぜ」「どうして」を突き詰めていくことの繰り返し。この研究心を保つために大切なのは、夢をもつこと。夢が前進する意欲を生んでくれます。夢は時に偶然が起こす「新発見」をつかむ力にもなるのです。

竹増研究室

竹増研究室

竹増 光家 教授

材料加工学、粉体粉末治金工学、マイクロ加工、数値シミュレーション

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特定の形状を材料に付与する材料加工の研究

材料を塑性したり、強くプレスしたりして低コストで高精度の部品をつくります

材料加工の研究をしています。天然の原材料を加工するのではなく、すでに世の中に現存する材料や開発済みの材料を加工します。「塑性加工」では、材料に強い力を加えることで永久的に変形させ、それによって材料に特定の形状を与え、役立つ機能を付与する研究をします。また「粉末焼結」は、金属の粉を金型に流し込み、強い力でプレスすると、金属の凝着力で材料は固まります。これを炉で焼いて特定の機械部品にするという研究です。

星野研究室

星野研究室

星野 祐 教授

劣駆動系(自由関節を持つ機械)の運動制御

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広い視野で応用できる劣駆動系制御の研究

不安定な動きを、いかに安定させるのか、制御の技術は広範囲に及んでいます

不安定に動いてしますものを安定にさせる場合、たいへん繊細なコントロール技術が必要です。これはヘリコプターなどの大きいものから、二足歩行ロボット、電子炊飯器にいたるまで、さまざまな分野に貢献している制御技術です。受験生は面接の際「数学が好き」「計算が好き」と答えますが、何のために計算したり積分するのか。それは、現象を説明するためであると私は考えます。その目的と、論理的な思考を養っていただきたいと願います。

板橋研究室

板橋研究室

板橋 正章 教授

衝撃工学 環境配慮型構造設計

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あらゆる材料・構造を安心・安全の視点から研究

すぐに役立たなくとも、大学だからこそ最先端な研究ができる

いまだに記憶に新しい9.11の同時多発テロ。あのときニューヨークのワールドトレードセンタービルに航空機が衝突し、大惨事となりました。あのときのビルの崩れ方と、不要になったビルを解体するためにダイナマイトを仕掛ける場合の崩れ方の違い。周囲に被害を及ぼしながらビルが倒れるか、内側に巻き込ませて安全に壊すか。単純にいえば、その違いを学んでほしいと考えます。すぐに社会に役立たなくとも、先端を行く研究に取り組んでいます。