板橋 正章 教授

ロボット

板橋 正章 教授

研究分野

衝撃工学 環境配慮型構造設計

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研究内容

ぶつけても大丈夫な自動車、落ちても大丈夫な航空機,直下型大地震にもいきなり崩れない建築構造物をつくるための基礎研究をしています。これらを実現するために、材料や構造の動的力学特性をできるだけ精密に正しく測定できる技術を開発しています。また、ドカンと壊れたモノからその原因が避けられたものなのか、それとも、避けられなかったものなのかを判定する実験的手法について検討しています。

研究テーマ

  • 合金成分による金属の動的引張り力学特性への影響
  • 固体推薬の力学特性のひずみ速度効果
  • 金属や複合材料の機械的継手の動的引張り力学特性評価
  • 金属や複合材料の接着継手の動的引張り力学特性評価
  • 自動車用薄鋼板のスポット溶接部の動的引張り力学特性評価
  • 構造用鋼の動的引張り力学特性に与える予ひずみの影響
  • 構造用鋼の動的引張り力学特性に与える予疲労の影響
  • アルミニウム合金の動的引張り力学特性に与える予疲労の影響
  • 予疲労アルミニウム合金の動的引張りによる表面や内部損傷評価方法の検討
  • 薄肉管状構造の動的圧縮力学特性評価

所属学会

日本機械学会,日本材料学会,日本航空宇宙学会,日本複合材料学会,日本実験力学会,軽金属学会

社会活動

  • 日本機械学会Journal of Solid Mechanics and Materials Engineering編修委員会編修委員長(機械材料・材料加工部門)
  • 日本機械学会第90期機械材料・材料加工部門第7技術委員会(Journal関係)委員長
  • 日本機械学会機械材料・材料加工部門衝撃負荷下における応力・ひずみ評価の精度向上に関する分科会(P-SCD376)幹事
  • 日本材料学会編集委員会査読委員
  • 日本材料学会衝撃部門委員会委員,幹事,衝撃工学フォーラムプログラム委員会委員
  • 日本材料学会衝撃部門委員会ISIE(衝撃工学に関する国際シンポジウム)国内委員会委員
  • Member of Scientific and Program Committee, The 3rd Asian Symposium on Materials and Processing 2012 (ASMP2012, Indian Institute of Technology Madras, Chennai, Republic of India, 30-31 August 2012)
  • Secretary, Domestic Organizing Committee, International Symposium on Impact Engineering 2013 (ISIE2013, Toyonaka Campus, Osaka University, 2-6 September 2013)

最近の研究発表

  • Masaaki Itabashi, “Improvement of Output Bar Support with a Polytetrafluoroethylene Collar on High Velocity Tensile Test for Steel Plate,” Special Issue on Recent Advances in Materials and Processing [ICM&P2011], Journal of Solid Mechanics and Materials Engineering, Vol.5, No.12, (2011), 765-773.
  • 板橋正章,薄鋼板高速引張り試験における出力棒締付け荷重の影響,第10回材料の衝撃問題シンポジウム,日本材料学会,法政大学理工学部(東京都小金井市),(2011.12.23), 59-62.
  • Masaaki Itabashi and Heikichi Koseki, “Dynamic Mechanical Characterization for Pre-Fatigued Free-Cutting Steels,” Proceedings of Seventh International Symposium on Impact Engineering, Sofitel Victoria Hotel, Warsaw, Republic of Poland, Faculty of Civil Engineering and Geodesy, Military University of Technology, Warsaw, CD-ROM, (December 2010), 324-331.
  • 板橋正章,T方向に動的破断させた予疲労2219-T87 Al合金の内部損傷評価,第59期学術講演会講演論文集,日本材料学会,北海道大学工学部(北海道札幌市),(2010.5.23),473-474.
  • Masaaki Itabashi, “Effect of Output Bar Supporting Methods on High Velocity Tensile Behavior for Steel Plate,” Special Issue on Recent Advances in Materials and Processing [ICM&P2008], Journal of Solid Mechanics and Materials Engineering, Vol.3, No.2, (2009), 295-307.

受験生へのメッセージ

新聞、テレビに報じられている科学技術に関する記事は、偏った意見、誤った意見を取り上げていることが意外に多いものです、本当に正しいことが世の中できちんと取り上げられていないことは、今後の日本が進むべき道を選ぶときに大きな問題となります。本学で学び,正しいことは何かを自分で判断できる能力を身に付けてください。日本や世界の将来を支える人材を育てることこそが、私自身の社会的使命だと考えている次第です。

企業の方へのメッセージ

衝撃工学は、動的負荷を受けることで準静的な力のつり合いが成り立たなくなる材料や構造の力学特性を明らかにします。応力やひずみが波動として伝ぱし、変形速度により応力―ひずみ曲線の形状が変わっていることを理解すれば、思ったよりも簡単に特異な現象の原因を説明できることがあります。思わぬ破壊にお困りの際には、ご相談ください。私だけではなく、日本材料学会衝撃部門委員会が運営する技術相談窓口としても対応することができます。