國行 浩史 准教授

ロボット・制御

 國行 浩史 准教授

研究分野

自動車衝突安全・予防安全、交通事故分析、機械力学

研究内容

電気自動車や自動運転車など自動車は新たな進化局面を迎えています。安心で安全なクルマ社会を実現するために、工学的な視点から様々な交通事故要因の調査、分析を行い、衝突時の乗員傷害軽減や車体構造最適化の研究、運転支援や事故防止技術の研究を行っています。また、人や地域社会とも連携し、未来へのクルマ社会づくりに取り組んでいます。

研究テーマ

  • 次世代AACN(先進衝突自動通報)の研究
  • 地域における交通事故要因の解明と事故被害軽減手法の研究
  • 市場事故データを用いた自動車乗員の傷害および事故発生率評価手法の研究

所属学会

自動車技術会、日本交通科学学会、日本機械学会

社会活動

  • 自動車技術会トラフィックセイフティ部門委員会幹事(2015年4月~2017年3月)
  • 日本自動車工業会交通事故分析分科会委員(2014年4月~2016年3月)
  • 自動車技術会インパクトバイオメカニクス部門委員会委員(2010年10月~2013年3月)
  • 自動車技術会インパクトバイオメカニクス部門委員会幹事(2003年4月~2010年9月)
  • その他、自動車技術会学術講演会の座長

研究履歴

    1989年3月に東京工業大学大学院理工学研究科修士課程を修了後、日産自動車株式会社に入社し、2017年3月まで自動車の振動騒音、衝突安全の研究・開発を担当してきました。また、2010年から2014年の間では、公益財団法人交通事故総合分析センターに出向し、交通事故の分析・研究を携わってきました。2017年4月に本学に着任し、新たな教育・研究活動の場を立ち上げました。

  • 自動車エンジンルームの音響解析(1989~1994)
  • 自動車油圧系異音のメカニズム解析および車両開発(1992~2001)
  • 自動車衝突時の乗員傷害性能コンポーネント特性割付手法開発(2001~2003)
  • 交通事故データを用いた乗員傷害予測式の構築と予測外れ事故の分析に関する研究(2010~2013)
  • 国内の交通事故に関する分析、研究(2010~2014)

最近の研究発表

  • 國行浩史, 交通事故データを用いたSUV・貨物車との側面衝突時における乗用車乗員の傷害予測に関する研究, 自動車技術会論文集, Vol.45, No.2, pp.369-374, 2014.
  • 國行浩史, 交通事故データを用いた高齢小柄女性乗員の傷害に関する影響因子の分析と傷害予測式の検討, 日本交通科学学会誌, 2013, Vol.13, No.1, pp.3-10, 2013.
  • Kuniyuki, H., Comparison of an Injury Prediction Algorithm for Japan and the U.S. Using Field Accident Data, Proceeding of the International Research Council on Biomechanics of Injury Conference ‐ Gothenburg(Sweden)-, 2013. — Gundolf Beier Foundation Award 2013受賞
  • Kuniyuki, H., Similarities and Differences between Japan and the U.S. Distribution of Factors Influencing Injuries in Frontal Collisions Using Field Accident Data, Proceeding of the 23rd ESV Conference, 2013, Paper No.13-94.
  • 國行浩史, 交通事故データを用いた前面衝突時の乗員傷害予測とその影響因子に関する研究(第4報)-助手席・後席乗員の傷害状況-, 自動車技術会論文集, Vol.44, No.6, pp.1445-1450, 2013.
  • 國行浩史, 交通事故データを用いた被追突車両の乗員傷害予測とその影響因子に関する研究, 日本交通科学協議会誌, Vol.12, No.1, pp.29-38, 2012.
  • Kuniyuki, H., A Study on Injury Prediction Method and Influential Factors in Side Impact Crashes Using Accident Data, Proceeding of the FISITA 2012 World Automotive Congress, Paper No.F2012-F05-003, pp.391-405, 2012.
  • 國行浩史, 大橋秀幸, 交通事故データを用いた前面衝突時の乗員傷害予測とその影響因子に関する研究(第3報)-大型車との衝突事故-, 自動車技術会論文集, Vol.44, No.3, pp.883-888, 2013.

受験生へのメッセージ

未来のクルマ社会で活躍するのは皆さんです。本研究室ではクルマを中心とした研究を通じて、皆さんに人や社会と連携して自ら解決できるエンジニア、研究者を目指してもらいたいと思っています。本学で学び、大きな夢に向けて一緒にチャレンジしていきましょう。

企業の方へのメッセージ

これまでの自動車研究・開発の経験を踏まえ、本研究室ではクルマに関する研究をしています。特に安全性に関しては、人、道、クルマのさまざまな視点から分析・研究を行い、分野を超えた連携活動にも協力していきたいと考えています。クルマの性能、品質などにご関心がありましたら、何なりとお気軽にご相談ください。